探偵ウサひこ と ウサんぽ侯爵
2人はマルセイユの銀行前で、運命的な出会いをしました。
ウサんぽ「私の名はウサんぽ」

出会った直後から激しいバトル。
ひこ「2月にずいぶん寒そうな服装だな?イングランド人は寒さに強いようだ」

んぽ「私が何を着ようが関係あるまい」
んぽ「それよりも貴様、フランス人の分際でイングランド人の服を着ているな?」

ひこ「ウサギ探偵やぞ」

ウサひこは怒りました。
ひこ「君は心の汚さが顔色に出ているようだね。僕の顔色は心と同じくピュアで真っ白なのさ」
んぽ「ピュアという割には随分と目が血走っているようだが?」

んぽ「心はともかく、頭の中では何を考えているのやら」
ひこ「ぐぬぬ」

んぽ「フッ…弱い者イジメなど私らしくなかったな。詫びとして貴様にこの水色のリボンをやろう」

んぽ「このように頭につけてみるといい。この色のように冷静になれるかもしれん」
ひこ「変態やんけ」

んぽ「なんかごめん」

ウサひこは結局人間にはならず、ウサギ探偵として生きていくようです。
ウサひこが有名な探偵になったかどうか…それは貴方の目で確かめてください。
めでたしめでたし?
